行動重視の経営計画

 現在、コンサルを受けながら経営計画を作成しつつかなりできあがってきているので、今日は経営計画について記載します。

 昨年までは経営計画は元旦に立ててましたが、年始はバタバタしているので、タイミングとしては新年度(3~4月)の方が向いている気がします。

 昨年までの経営計画は、どちらかといえば、汎用的な計画に自分なりに微修正を加えたもので、ベージもある程度で見た目にはいいですが、実際何をするのか?という行動面にはフォーカスしていなかった感があります。

 計画というのは、「その組織やその人にあったもので今後の行動を決めるもの

でないとせっかく作成しても意義が少ないな。と今回、改めて思いました。  今まではどちらかと言えば、目標とする数字の羅列 ということが多く、その根拠や具体的な計画が曖昧でした。あくまで希望みたいな(笑)。また、今回は組織に関しての計画がかなり入っており、これが今までと大きく違う点です。

 何でも準備が重要と思いますが、今回作成した経営計画は今まで作一番の出来 と自負してます(コンサルのお陰です)。

 概要としては、「実行しやすいシンプルな行動計画」です。しかも、A4にして3枚

 目標数字はあくまで単なる「数値目標の目安」です。計画と結果は定性面だけだと分かりづらいので、数字目標も必要です。

 但し、必達とは考えないですし。数字を絶対とすると職員に無理をかけてしまうこととなるため、あくまで目安です。 

 ちなみに、社員は「組織全体の数字に責任が無い」ことから、職員に数値目標を言うことはそもそもおかしいですし、「組織全体の数字に基本興味があまりありません」(笑)。数字に責任と興味があるのは基本社長(あとは主要役員)のみです。 
数字と給与が連動していれば、ある程度社員も数字に興味もつでしょうが・・。

 ある勉強会では、数字目標を会員さんとかにも言ったりしてますが、それは組織運営として基本NG

 また、3ヶ年計画とか5ヶ年計画とかいいますが、一般の中小企業で今の時代、全くその通りにならないですし、基本立てるだけ無駄ですね。

 せいぜい1年計画、あるいはものによっては半年や四半期が理想的と思います。

 計画の具体的な構成は、

1.今年の重点項目  社員定着(関係性強化)・社員教育・集客

2.今年の数字目標  具体的な根拠と共に積み上げ            

・今年の目標○○○万円前年比増(ここ5年で一番増加) 現実的な根拠で積み上げると○○○万円弱前年比増(今までで2番目に多いかも)見込みなので、無理の無い目標と思ってます(但しあくまで目安

・今年の雇用目標:0.5人/増→達成済み

3.今年の定性目標  社員定着・教育・集客 のより具体的な目標 

「集客」・集客の自動化 ・2020用に自動集客のもう1本の柱開発・限定の士業等数名とより密となる

「社員定着」 (関係性強化)・飲み会、ランチ会(1対1、1対多)の継続実施・1on1ミーティングの継続実施・所内アイデア会議のテスト実施(目的:社員定着)

「教育」 メンバーの能力嵩上げ ・全体での月1回の研修(主要メンバー3名で講師持ち回り) ・新メンバーのベース教育 ・外部研修、内部研修のスケジュール化

4.【今年の重点サービス】 秘密

5.【役割分担】秘密

6.集客計画(1年)具体的な計画・・内容秘密 「web関係」、【アナログ関係】、【紙媒体広告】

7.組織 【関係性(接点)強化スケジュール】(半年間)秘密・・・人の問題は流動性が高いので半年スパン

8.【研修スケジュール】(半年間) 秘密
・・・人の問題は流動性が高いので半年スパン

と、こんな感じの構成です。

シンプルかつ取り組みやすいので、モチベーションはかなりあがってます!

来月には、事務所目標の「質」の再定義づけ、今後求める人材の明確化、今後職員に依頼する可能性のある仕事の定義づけ なども行なっていく予定です。

計画を立てるってなかなか楽しいものですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

経営コンサル依頼中

次の記事

個別ミーティング