税理士事務所の賞与基準
来年はいよいよ賞与の時期です。
そろそろ職員の賞与も少しづつ考えないといけないと思いつつ、
11月の連休最終日、出勤して少々仕事してます。
多くの税理士事務所ではおそらく、賞与の基準はあってないものだと思います(笑)
あるいはあっても職員に明示していないケースのほうが多いだろうと思われます。
しかし、ある程度の基準があったほうが職員としてモチベーションは湧くと思います。
私の事務所では、賞与を含めた年間給与で基本的に考えてます。
主観の評価というのは間違いも入る元となりますし、社員も嫌でしょうから、
最終調整で主観は入れるにせよ、基本的には、「担当売上との比率で人件費」をみてます。
人件費は事務所負担ですので、職員の立場でもらう給与より通常は多くなります。
給与以外で一番大きいのは会社負担の社会保険料、次に通勤費、退職金掛金その他 といった感じです。
この比率は40%をベースとして算定してます。
(営業手当等は別途支給)
職員によって、ほとんど所長がかかわらずに自己完結できる人・仕事、
私がある程度かかわっている人・仕事 と異なります。
その場合は、係わり具合によって%の調整を入れてます(ここはある程度主観も入ります)。
また、ほとんど自己完結できたとしても、まったく所長が業務にかかわらないということはないことや、
パートの入力手伝いがある度合いも調整に考慮が必要です。
人件費が想定より上回りそうな場合、追加で仕事をやってもらうか、賞与で調整を行なうか
現在、どちらかを本人に選択してもらうようにするようにしてます。
人によって、時間を確保する方を優先したいという人や、給与をある程度欲しいという人、
その中間の人 と色々人によって考え方が違うと思うからです。
今回1人の職員に近日中に話し合いをもとうと考えてます。